2016年11月7日月曜日

逆くしゃみ

くしゃみとは「特定の刺激を受けた時に、空気を鼻と口から一気に吐き出す現象」です。
逆くしゃみはその逆で、空気を鼻と口から一気に吸い込む現象です。

とくに小型犬であるチワワやトイプードルなどによく見られます。
「フガフガ!」「グアーグアー!」「ブエェッ!」というような、豚が鳴いているような音を愛犬が突然出したら逆くしゃみの可能性が高いです。
逆くしゃみは短時間で止まる現象なので、止まった後は犬もケロッとしています。

残念ながら、原因や治療法については解明されていません。ほとんどが生涯にわたって時々この逆くしゃみ発作を起こしますが、この逆くしゃみが原因で死んでしまったり、他の疾患を引き起こすことは無いようです。

応急処置として、ワンちゃんがリラックスできるように胸をさすってあげたり、鼻先に息を吹きかけると治まることもあるようですが、ほとんどは数分で自然に止まります。

その他に、実際の病気として心臓病や肺の病気による咳(喉に引っかかったものを吐き出すようなケッ、ケッという仕草)や気管の病気によるガチョウがガーガーと鳴くような呼吸音、鼻炎による本物のクシャミもありますので、判断が難しい場合は、デジカメや携帯のカメラ等で動画を撮影して持ってきていただけると助かります。

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