2013年11月21日木曜日

アレルギー皮膚炎


最近とても体を痒がっている。体が赤くなっている。そんな症状は見られていませんか?その症状アレルギーかもしれません。アレルギーとは、ダニ、カビなどの異物に対し免疫機能が過剰に反応してしまうために起こる病気です。ワンちゃんの皮膚病疾患のなかでもっとも多く見られるのが、アレルギー性皮膚疾患です。そのアレルギー性皮膚疾患のひとつであるアトピー性皮膚炎は、アレルギー性皮膚疾患のなかで非常に大きな割合を占めています。

アトピー性皮膚炎は遺伝的な体質が大きな要因でありその体質を完全に治すのは困難です。しかし、病院での治療のほか、部屋を清潔にしてアレルギーを起こす物質を減らしてあげる。こまめにシャンプーして皮膚のバリア機能を高めてあげる食事内容を見直すなど、生活環境を改善すれば、症状を軽減させ生活の質を高めてあげることができます。アトピー性皮膚炎は若い時期に発症し、長期の管理が必要な、愛犬と飼い主様を悩ませる皮膚炎です。そのため、治療するにあたり飼い主様の理解と協力がとても重要です。当院では様々な最新の情報を元に、飼い主様が一番納得できる治療や管理方法をご提案いたします。最先端の治療を行っている大学病院の紹介もおこなっていますので皮膚のことでお悩みの際はぜひ一度ご相談ください。