2015年4月22日水曜日

猫って本当はどんな動物?」
私達の身近な家族でもある、猫ちゃん。
猫を飼っていると、いることが当たり前になってあまり考えることはないと思いますが…
そもそも猫とはどういう動物なのか、皆さんはどれくらいご存じですか?
猫は、一匹狼だと言われることもあるほど孤独が好きな動物と思われがちですが、実は社会性もありコミュニケーションをたくさんとりながら生活しています。例えば、家に帰ってくると猫ちゃんが尻尾を上げながら体を擦り付けてくるような経験があると思います。これは決して「あなたは私の所有物よ!」とマーキングしているのではなく、「おかえり」「こんにちは」などとフレンドリーに挨拶をしながら飼い主さんとコミュニケーションをとっている状態なのです。

 また、猫は夜行性だと思われがちですが、それも間違いです。猫はdiurnalスタイルと言われ、早朝と夕方が活動的で基本睡眠は夜にとります。とはいえ、夜中に元気よく走り回る猫ちゃんがいるのも事実です。それは、我々人間の生活スタイルに猫ちゃんが合わせているからなんです。大好きな飼い主さんがかまってくれると思ってコミュニケーションをとろうとしているんですね。


「そっけない・冷たい・わがまま」というイメージが強い猫ちゃんですが、本当は誰よりも家族想いな動物なんです。

2015年4月9日木曜日

【犬の花粉症】                         
みなさん、こんにちは。の見頃を迎え、すっかりの陽気ですね。
しかし、春が来たからと言って喜んでいる人ばかりではありません
中にはこれからの季節が一番大変だと言う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

その正体とは?
そうです「花粉」です。

人間で一般的に言われている花粉症は、アレルギー性鼻炎として「くしゃみ・鼻水・鼻づまり」が特徴的な鼻アレルギー疾患です。

しかし犬の場合は「くしゃみ・鼻水・鼻づまり」という症状は珍しく、脇、四肢の先端および屈曲部、下腹部、口および眼周囲、耳などの痒みを伴う皮膚症状の方が一般的です。皮膚がかゆくなると、全身皮膚炎となります。かゆさのあまり掻きつづけ、膿んでしまったり炎症を起こすこともあります。
 
花粉症とは、主にスギやヒノキの樹木花粉にアレルギー反応を起こして発症する病気です。しかしそれ以外にも、雑草の花粉やカビ、ダニ、食物などにも反応している場合もあります。残念ながら現時点では犬や猫のアレルギーを確実に診断する方法がありません。しかし、犬種、症状が出始めた年齢、皮膚症状の場所、痒みは一年中なのか、あるいは季節性があるのか?生活環境および食事内容などの情報から、ある程度アレルギーを推測することは可能です。

花粉症には、お薬による治療だけではなく、徐々にアレルゲンに慣れさせ、ワンちゃんの体質をアレルギーが起こりにくい体質に変えていくという方法があります。その方法を「減感作療法」といいます。花粉症を引き起こす原因となる抗原を、時間をかけてごく微量ずつ与える治療方法です。これは人間の花粉症治療にも使われています。
アレルギーの治療は長期間にわたることもあるので、過敏反応が起こらないようにするためにも詳しい検査、また飼い主さんへの説明が必要になります。


何か思い当たる場合、もしくはご不明点などありましたら 是非一度ご相談ください。