2013年10月26日土曜日

骨髄検査

骨髄の検査について

骨髄とは骨の中にある血液を作る場所です。骨髄検査は主に他の検査では解決できない血液の異常を見つけるために重要な検査です。また、血液中に異常が認められない場合でも骨髄に病変の存在が疑われる腫瘍などが検査の適応となります。
手技自体は短時間の全身麻酔下で行うことが出来ます。
少し皮膚を切開したのち、専用の針を目的部位(太ももの骨や肩の骨)にあて骨髄を採取します。
骨髄検査をやる子の多くは貧血を起こしている場合が多いです。しかし、輸血や、きちんとした手技が行なわれれば合併症の危険は稀です。例え血が止まりにくい子であっても骨髄検査は行うことができます。骨髄検査によって得られる情報はとても貴重なものなので、必要だと思われる症例に対しては積極的に実施したいものです。


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