先日、 広島県三原市内の90代の女性が重症熱性血小板減少症候群( SFTS)を発症して亡くなったことを、県感染症・ 疾病管理センターが発表しました。これは、 ペットでは良く知られている『マダニ』 に刺されたことが原因とされています。
■SFTSとは?
SFTSウイルスに感染することです。 ウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染すると言 われています。また、人から人への感染は認められていますが、 動物から人への感染については報告されておりません。
潜伏期:6日~2週間
■主な症状は?
発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)。また、 頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節腫脹、 皮下出血や下血などの出血症状が起きることもあります。
■ペットにマダニが寄生するのを防ぐには?
動物病 院でネクスガード、フロントライン プラスなどの適切な駆除薬を処方してもらい定期投与を行いましょ う。あらかじめネクスガード、 フロントラインプラスを投与しておけば、 マダニが付着しても48時間以内に概ね死んでしまいます。(※ マダニの付着自体を防ぐことはできません)
■気をつける点は?
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