2012年10月10日水曜日

脳下垂体腫瘍摘出術

今回も大学病院での症例です。 皆様、副腎皮質機能亢進症、あるいはクッシング病 という病気をご存知でしょうか? この病気は主に犬ちゃんで起こる病気ですが、 脳にある、下垂体という部分が 腫瘍化する為に起こってしまう病気です。 町病院での対処療法ですと、飲み薬で血液中の ホルモン物質を消すという方法がありますが、その方法ですと さじ加減が非常に難しいのです。またお薬の量がうまく調整できたとしましても 病気は徐々に進行します。 我々のチームでは、根本的な治療としまして 下垂体を摘出するという治療を行っております。 この方法で我がチームは良好な結果を出しております。 ご興味のあります方、どうぞご遠慮なくお訪ねください。

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