2016年9月1日木曜日

外科研修に行ってきました

先日は長期のお休みをしまして、皆様にはご迷惑をおかけいたしました。今回も米国外科専門医のB.ビール先生のご指導のもと、整形外科の実習に参加してきました。日本人は僕一人です。
今でも大抵の手術は出来るのですが、さらなる技術向上は医師としての使命と思っております。






2016年8月25日木曜日

まだまだ暑いですね

すごく暑い日が続いたかと思えば、台風で雨が続く毎日…

ここ数週間は天気の移り変わりがとても激しい期間でした。



それもあってか、ここの所 お腹の調子を悪くして来院するワンちゃんネコちゃんが急増中です。暑さが原因かどうかはわかりませんが、動物たちもお腹が弱っている可能性があります。

ヒトの方では、『気象病』というものがあり、近年認知されつつあるのですが(気象の変化によって症状が出現する,あるいは悪化する疾患のことを指す)、気象の変化で体調が崩れる・・これは人に限ったことではないのかもしれません。



もうすぐ8月が終わるとは言え、まだまだ暑さは続くため 食べ慣れたものであっても、傷みやすい場所に置かない、フード以外の食べ物は与えないなど より一層の注意が必要です。

お出かけも一番暑い昼の時間帯は避けたり、お留守番させる時もエアコンをつけるのを忘れないなどなど、いつも以上に気を付けてあげてくださいね!


下痢や吐きが何日も続くようであれば、すぐに当院にいらしてください。

2016年6月30日木曜日

意外な危険な食べ物

ここ最近、飼い主様の見ていない所でお家で育てている植物を
わんちゃん・猫ちゃんが食べてしまい吐きが止まらなくなったという方が多くいらっしゃいます。

食べてはいけない食べ物は、「玉ねぎ、にんにく、ニラ、ぶどう、チョコレート」など
比較的ご存知の方が多いと思います。

しかし、ご自宅で育てている花や散歩コースの途中にある草木など、植物にも危険なものがあるのです。

≪危険な植物≫

*ユリ…腎毒性
*チューリップ…心臓毒、痙攣、皮膚のかぶれ
*レンゲツツジ…痙攣
*シクラメン…神経症状
*アジサイ
*アサガオ
* アロエ
*菊
*ツツジ
*ヒガンバナ
*スズラン                        など

植物はどこの部分を食べたかによって、症状が異なることや中毒の重症度も違うため、注意が必要です。


≪症状≫

・嘔吐 ・下痢 ・元気食欲の低下
・腹痛 ・皮膚の異常         など


もしも心当たりがある場合は、すぐに動物病院に連れていくようにしましょう。

熱中症

6月も終わりに近づき、気温が30度を超える日も増えてきました。
これからの時期に一番気をつけなくてはならないのが「熱中症」です!

≪熱中症とは?≫

私たち人間も含め動物たちは、体温を常に一定に保って色々な働きを維持しています。
しかし、高温で換気のできない場所に長時間いると 体温調節ができなくなり体の熱も上昇します。

すると、呼吸しづらい、脱水を起こす、血液循環が悪くなる、
ショック症状を起こすなどの症状が見られるようになり、最悪の場合は死に至ることもあります。

特に犬・猫は人間のように全身で汗をかいて体温を下げることはできない ため、
より熱中症になりやすいのです!!

≪主な症状≫

*急激な体温上昇(40℃以上)
*口呼吸
*よだれ
*脱水
*ぐったりする
*チアノーゼ(舌や歯ぐきが青くなる)
*痙攣
*ショック症状
*意識がなくなる

≪家でできる対処法≫

まずは体温を下げること!!

☆冷たい水をたくさん飲ませる
☆冷たい水で濡らしたタオルを体にかぶせる
☆バケツで冷水を直接体にかける

⇒冷やした状態のまま、できるだけ早く病院に連れてきてください。

≪予防≫

暑い時期のお散歩は、お昼の 時間を避け、朝か夕方以降がおすすめです。
留守番の際は、室内の風通しに気をつけ、エアコンをつけてあげましょう。
また、水分補給も大切です。お水は常にきらさないよう注意してみてあげてくださいね。

2016年5月9日月曜日

怖い膵炎

最近、急に食欲も落ち、吐きが止まらないといった症状が見られた場合
「急性膵炎」という病気の可能性を考えなくてはなりません。

膵炎は、膵臓から分泌されるトリプシノーゲン(タンパク分解酵素のトリプシンの前駆物質)というものが
何らかの原因で活性化され、自分の膵臓の組織を溶かしてしまう(自己消化)ことにより発症します。

症状としては、激しい腹痛、元気食欲低下、嘔吐、下痢(血便)、発熱などが見られます。

膵炎を予防するには、普段から栄養の偏りのない良質なフードを与えてください。
基本的には、市販で売られているドックフード・キャットフードはメーカーさんが 栄養のバランスを考え作られているため
それ以外に特におやつなどあげる必要はありません。

余計なおやつなどをあげず、できるだけ低脂肪のご飯をあげることをお勧めいたします。

マダニにご注意ください

これからの暖かい季節、レジャーなど行かれる方に気をつけてほしいのが「マダニ」です。
マダニは公園や河川敷、田んぼや山の中などに潜んでいます。

なぜマダニに注意してほしいかというと、マダニによって媒介される「バベシア」という原虫によって引き起こされる怖い感染症があるからです。
バベシアはマダニが吸血するとき、血管内に注入され、赤血球を破壊しながら成長していくため、短期間で重篤な貧血を引き起こします。
ほかにも、高熱、元気・食欲の喪失、血尿などの症状があり、幼犬や高齢犬の場合、死に至る場合も少なくありません。

もしも、ご自分のペットにマダニがついてるのを発見したら 、素手で取ったりつぶしたりすることは絶対に避けてください!!
マダニの口の部分が皮膚に残ってしまった場合、そこから膿んでくることもあるので、すぐに当院にいらしてください。

当院には、スポットタイプのマダニ予防のお薬をご用意しています。
詳細はお気軽にご相談ください。

2016年4月23日土曜日

ワクチンの選び方は?

気温も暖かくなり、やっと春が到来してきました!
春と言えば、動物病院では予防シーズンでもあります。
わんちゃんを飼っている方は「混合ワクチン」を1年に1回打っているかと思います。
でも、5種がいいの?6種?はたまた8種?などと迷われる方が多いですよね。

当院では、犬の混合ワクチンは
*5種混合ワクチン
*6種混合ワクチン
*8種混合ワクチン を使用しています。

これらの違いは、「レプトスピラ感染症」の予防が含まれるかどうかです。

レプトスピラ感染症は主にネズミによって媒介される伝染病で、
病原性の高いタイプでは死亡率の高い感染症です 。

ネズミによって媒介される病気なので
「ネズミがいそうな場所に行くかどうか」がワクチンを選ぶ基準になります。

たとえば、キャンプ場、河川敷、山などが具体例ですね。